40代からWeb制作を始めて、正直に言えば
「もう無理かもしれない」と思った瞬間は何度もありました。
中でも一番きつかったのは、
フリーランスになって「収入ゼロの月」を経験したときです。
この記事では、
40代でWeb制作に挑戦し、挫折しかけた私が
それでも辞めなかった理由を、できるだけ冷静に、実体験ベースでお話しします。
なお、挫折に近い感情を抱く前段階として、「きつい」と感じた理由については、こちらの記事で詳しく書いています。
フリーランスになって収入ゼロの月があった
フリーランスとして独立してしばらく経った頃、
案件がまったく入らない月がありました。
Web制作の仕事は、
- 今月作業した分が
- 翌月末や翌々月に入金される
というケースが多く、
その時点で「来月の収入が見えている」ことがほとんどです。
そのため、
- 今月仕事がない
- 来月の入金もない
という状況が、はっきり目に見えてしまいました。
このときは本当に不安でした。
「このまま一生、仕事が来ないんじゃないか」
「フリーランスはやっぱり無理だったのかもしれない」
そんなことばかり考えていました。
辞める選択肢も現実的に考えた
正直、このときは
- Web制作を本業にするのをやめて
- どこかに正社員として就職する
- Web制作は副業に戻す
という選択肢も、かなり現実的に考えました。
お金は生活に必要ですし、
理想論だけでは家族は守れません。
「一度ここで引くのも、間違いではない」
そう思ったのも事実です。
それでも辞めなかった理由は「生活の変化」
それでも私が踏みとどまれた理由は、
お金以外の部分で、すでに理想に近づいていたからです。
Web制作の仕事を始めてから、
- 家族と一緒に過ごす時間が増えた
- 仕事の時間を自分で調整できるようになった
- 家事にも参加できるようになった
こうした変化は、40代からWeb制作に挑戦する中で「きつさ」を感じながらも続けたからこそ得られたものだと思っています。
その結果、
- 妻の負担が減り
- 妻に余裕が生まれ
- 家庭の雰囲気が明らかに良くなった
という変化がありました。
以前の私は、20年以上サービス業に従事し、
- 夜遅くまで働き
- 家にほとんどいない
- 休みの日は疲れて寝ている
そんな生活をしていました。
安定した収入はありましたが、
それ以外の多くのものを失っていたと思います。
「足りなかったのはお金だけ」だった
フリーランスとして悩んでいた時期、
冷静に状況を整理してみると、
- 生活スタイル
- 家族との時間
- 働き方
- 自分の納得感
これらは、すでに手に入っていました。
足りなかったのは、お金だけだったんです。
逆に言えば、
以前の生活では「お金はあるけど、他がなかった」。
この事実に気づいたとき、
「ここで全部を手放すのは違うかもしれない」と思いました。
見直したのはスキルより「向き合い方」
そこから私は、
- 営業のやり方
- クライアントとの向き合い方
- 自分の強みの整理
- 作業スピードと精度
こういった部分を、もう一度見直しました。
特別なことをしたわけではありません。
- 応募文を改善する
- 実績の見せ方を整理する
- 継続案件を大切にする
地味なことを、一つずつやり直しました。
すると、
以前お世話になっていたクライアントから再び声がかかったり、
新しい取引先が少しずつ増えたりして、
案件が途切れにくくなっていきました。
挫折しそうになったからこそ見えたこと
なお、「そもそも自分はWeb制作に向いていないのでは?」と感じた時期については、別の記事で整理しています。
Web制作は、
- 成果が出るまで時間がかかる
- 途中経過が見えにくい
- 不安になりやすい
そういう世界です。
特に40代で挑戦すると、
「失敗できない」という気持ちが強くなり、
挫折しそうになる瞬間は必ずあります。
でも振り返ると、
本当にきつかったのは「収入ゼロ」そのものより、「先が見えない不安」だったと思います。
40代のWeb制作は「辞めなければ終わらない」
これはあくまで私の実感ですが、
Web制作は
ちゃんと向き合い続ければ、続けられる仕事だと思っています。
- 辞めなければ経験は積み上がる
- 経験が増えれば信頼が生まれる
- 信頼が収入につながる
この流れは、時間差はあっても確実に起こります。
挫折しそうになったときは、
「今、何が足りないのか」を一度整理してみてください。
それが「お金」だけなら、
環境ややり方を見直す余地は、まだあります。
実際に、40代でWeb制作を続ける中で「向いていないかもしれない」と感じた理由と、その再定義については、こちらの記事にまとめています。
まとめ:挫折は失敗ではない
40代でWeb制作に挑戦して、
挫折しそうになるのは、珍しいことではありません。
むしろ、それだけ本気で向き合っている証拠です。
私自身、
収入ゼロの月を経験しても、
辞めなかったことで、今があります。
もし今、同じように悩んでいるなら、
「辞めるかどうか」ではなく、
「どう続けるか」を一度考えてみてください。
きっと、選択肢は一つではありません。
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